研究者支援2017年度 第10回宇宙科学奨励賞について
第10回宇宙科学奨励賞 受賞者紹介
2017年度(平成29年度)の第10回宇宙科学奨励賞は宇宙科学の各分野より多数のご推薦をいただきました。当財団では宇宙理学、宇宙工学の分野の学識経験者で構成する選考委員会を設置し、同委員会からは審査選考の結果下記2名の推挙を頂きました。
宇宙理学分野
京都大学白眉センター・特定准教授
榎戸 輝揚(えのと てるあき;1983年生 )
業績の題目:超強磁場中性子星マグネターに関する研究:観測上の多様な振舞いの統一理解と将来観測実験の推進
宇宙工学分野
横浜国立大学大学院工学研究院・准教授
北村 圭―(きたむら けいいち;1979年生 )
業績の題目:衝撃波を安定にとらえる流体計算法の提案とそれを用いたイプシロンロケットの空力特性の解明
この選考委員会の審査・推挙に基づき、当財団は上記の両氏に今年度の第10回宇宙科学奨励賞を授与することを決定いたしました。財団では、今年度の授賞者に対する表彰式ならびに祝賀会を3月8日 (木) に霞が関ビル内東海大学校友会館において挙行いたしました。